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ブラックリストの正体
皆さんも、一度は耳にしたことがあると思う「ブラックリスト」という言葉。
実際に見たことのある人はいますか?
というか、実在すると思いますか、ブラックリストなるものが?
「リスト」とはいっても、そうした紙ベースの冊子は、現在存在しません。
では、何をもってブラックリストというのでしょうか?
融資を申し込むと、必ず「信用情報の照会」というものを行います。
これは、いくら借りているか、どこに申し込んだか、返済はどうなっているのかといった内容を知るために行います。
方法はどうするかというと、信用情報機関という組合みたいなものがありまして、そこで一括管理しています。
機関は、次のようなものがあります。
全国銀行協会[全銀協]
シー・アイ・シー(CIC)
シーシービー(CCB)
全国信用情報センター連合会[全情連]
テラネット
日本情報センター(JIC)
ジャパンデータバンク(JDB)
アイネット(I-Net)
どこを利用するかは、各金融会社によって違います。
個人の内容を照会すると同時に、記録もされていくことを忘れないでください。
申し込んだだけでも、記録されてしまいますから。
つまり、今は全て情報として記録されるわけですから、ブラックリストとはすなわち、「非常に悪い個人記録」ということです。
ブラックリストは、過去には冊子などだったかもしれませんが、現在は情報というものに形を変えたわけです。
信用情報機関は、互いに相互リンクも貼っておりますので、他の機関の内容も見ることができます。
ただし、他の機関の内容は、金融事故しか閲覧はできません。
たくさんの会社から借金をし、金融事故を起こせば、すべての信用情報機関に記録が残ることになるのですね。
信用情報に問題のある人は、やはり融資が実行される確率は低くなります。
そのため、会社によって主に使用する信用情報機関の違いを見つけ、登録されていないであろう信用情報機関を照会してもらう、という裏技もあります。
ただ、確実、という方法ではないので、だめで元々、という感じですかね。
なお、各機関に情報が登録されている期間は、だいたい、5年間です。
中には7年間という内容もあるようですが、通常は5年間で削除されます。
ですので、金融事故を起こしても、概ね5年以上たてば、再度、カードを作成することは可能になるのです。
だからといって、ブラックリストに名前を連ねないように、自制しましょうね。